今回は、AdSense広告の作成方法にともなって、少しでもクリック率を上げて収益アップを狙いたい方向けに、オススメの種類とサイズと記事内の配置について解説します。
AdSense広告のクリック率は、報酬と直結する重要な部分なので、初心者の方や稼げてない方はしっかり意識して取り組みましょう!
好きな場所にジャンプできるよ!
AdSenseの自動広告設定と広告ユニット作成
自動広告は、ブログ内の収益性が高いと判断された場所に、自動で広告を挿入してくれる機能です。
広告ユニットは、通常のテキスト広告やディスプレイ広告に加えて、収益性の高い関連コンテンツユニットなどの、ネイティブ(文章やコンテンツに自然に溶け込む)広告を作成できます。
それでは、それぞれの作成と設定方法を解説します!
自動広告の設定方法
まずは、自動広告の設定から行っていきます!
AdSense管理画面にログインしたら、広告から自動広告へ。
全般設定の変更をクリックします。
ページ内広告は全てオフにします。
そして、オーバーレイ広告も、全てオフにして保存して下さい。
自動広告を全部オフにする理由
自動広告は、ブログ内の収益性が高いと判断された場所に、自動で広告を挿入してくれる便利な機能です。
さらに、機械学習によって、徐々に広告の配置も最適化されてく仕様になっています。
って思われるかもしれませんが・・・
特にページ内広告に関しては、僕の経験上、もう少し自分が思っている位置に来て欲しいという感じでした。
例えば・・・
・文章の間(段落的に入ってほしくない部分)に出現する
・画像の説明をしている文章と画像の間に割り込んでくる
・ヘッダーやフッターに無駄に大きなサイズの広告が出る
・関連コンテンツがフッターのさらに下に表示される
収益に直結するクリック率が高い位置や、広告サイズはある程度決まっているので、そのサイズや場所にピンポイントで設定してもらえればいいのですが、まだまだ完璧にとはいかないようです。
ただ、徐々に最適化されていくみたいで、自動広告でも収益アップしたという方もいるので、もし導入するならしばらくは様子見もいいかもですね。
細かい部分を言えば・・・
テキスト広告とディスプレイ広告は、僕がオススメするサイズと位置に表示させるために、手動で設定する必要がありますのでオフ。
インフィード広告は、スマホ専用広告でPCに表示されない、表示されるのはトップページの新着記事一覧やカテゴリーページの記事一覧といった、通常あまり見られない部分に挿入されます。
導入しても見づらくなったり、収益が上がりづらいという意見もあるのでオフ。
記事内広告は、記事の中に溶け込むようなネイティブ広告で、広告っぽさを主張していないのですが、僕がとある特化ブログで試した時に、クリック率が低かったという理由からオフ。
関連コンテンツは表示されても、フッターの更に下に表示されたことがありますし、状況に応じて表示されない場合もあるのでオフ。
ちなみに、後ほど説明させて頂きますが、PCとスマホの両方で表示され、任意の場所に設置できて、収益性が高い関連コンテンツユニット(表示条件あり)が一番おすすめです。
関連コンテンツユニットは、一定の条件を満たさないと収益化できないので、表示条件に関しては後述します。
最後に、オーバーレイ広告の2つについてですが、一時的に導入してみたことがありますが、ぶっちゃけ収益はあっても微々たるものでほぼ変わらないし、むしろない方が良かったんじゃないかと思うのでオフ。
アンカー広告は、スマホで見ると画面下か画面上から出てくる小さな広告で、スクロールしても追従してきます。(ユーザー自ら広告を閉じることはできる)
めちゃくちゃ邪魔ってほどの大きさではないですが、追従してくるので人にとっては、ウザいと思われてしまいますし、記事を読んでいる最中で閉じることはできますが、ユーザー自身が行う必要があるので、手間が発生しますね・・・
全画面広告はページ間の読み込み時にドカッと出てくる大きな広告で、はっきり言って邪魔だと思う人は多いのでは?
徐々に最適化されてくると、表示頻度が減ってくるのであまり影響がなくなるようですが、人によっては嫌悪感を抱かせてしまい、ページから離脱してしまう可能性もあります・・・
オーバーレイ広告を導入することで、クリック率が上がる傾向にありますが、それは誤クリックが増えたからという可能性が高いです。
中には誤クリックが増えたことで、収益が逆に下がったという方もいます。
これは、スマートプライシングが関係しています。
AdSenseはスマートプライシングというシステムを導入していて、クリックされた後に収益につながらないのであれば、そのブログの広告単価を下げてしまうというものです。
誤クリックというのは、意図しないクリックなわけなので、当然広告先の収益には繋がりにくいです。
クリック率は上がるかもしれないけど、広告単価が下げられては本末転倒です。
そして、オーバーレイ広告の存在があるだけで直帰率(そのページだけ見て離脱する割合)も上がる傾向にあるので、現状ではあまりオススメしません。
広告ユニットの作成方法
左の広告ユニットから、新しい広告ユニットをクリックします。
AdSenseを取得して間もない頃は、3つの広告が使用できます。
ちなみに、ブログの記事数やPV数が一定の条件を満たすと、関連コンテンツユニットが解放されます。
下記が実際に表示される、関連コンテンツユニットです。
僕の場合だと、記事数は90〜100記事くらいで、PV数は月間2〜3万ほどで表示された記憶があります。
ただ、この条件も具体的な数値は公開されていないので、あくまで目安です。
今回メインで使用する広告の種類は、テキスト&ディスプレイ広告なので、下記の部分をクリックします。
まずは、広告名を入力します。
テキスト&ディスプレイ広告は、配置する部分(後ほど詳細に解説しますが、オススメの場所は初めの見出しの上・記事中盤・記事下)ごとに作成することをオススメします。
次に、広告サイズはレスポンシブのままでOKです。
あとは、特に触る部分はないので、一番下の保存してコードを取得をクリックします。
広告のコードが発行されますので、それをメモ帳などにコピーしておいてください。
レスポンシブのPC表示サイズを大きくする
レスポンシブは、スマホでは幅いっぱいに表示されますが
PCでは小さい広告が表示されます。
なので、さらにクリック率を高めるために、PCでの広告表示を下記の画像のような大きさにしていきます。
下記は通常のコードを少しいじって、PCでの広告サイズを大きくしたものですので、そのままコピーしてもらい、自分の数字を入力部分を、取得したご自身のコードの数字と入れ替えて下さい。
<p style=”text-align: center;”>スポンサーリンク</p>
<script async src=”//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js”></script>
<!– レスポンシブ –>
<ins class=”adsbygoogle”
style=”display:block”
data-ad-client=”ca-pub-自分の数字を入力”
data-ad-slot=”自分の数字を入力”
data-ad-format=”rectangle”
data-full-width-responsive=”true”></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script>
広告を作成して間もないと、広告のステータスが新規となっていて、コードを貼り付けても空白になります。
これは、しばらく待っていれば、表示されるようになります。
おすすめのAdSense広告位置
オススメの位置は以下のとおりです。
1.初めの見出し上(リード文の下・目次があればその上)
リード文の下に配置されるので、キリがよく見られやすい。
2.見出し2の上、もしくは見出し3の上(記事途中の真ん中あたり)
ここも、話の段落が落ちつく見出し2(ちょうどいい位置になければ見出し3でもOK)の上に配置する。
3.記事下
記事を読み終わったあと(目的を達成したと)に、広告があるとクリックされやすい。
4.SNSボタン表示の下
関連コンテンツユニットが開放されたら、テーマの関連記事の代わりに配置するのがオススメ。(テーマの関連記事を消したくないならそのままでもOK)
AdSense広告の貼り方
貼り方は、お使いのテーマによって異なります。
テーマによっては、ウィジェットや広告を設置できる項目があり、簡単貼り付けることができます。
simplicity2のAdSense貼り方
初めの見出し上
ウィジェットエリア投稿本文中に、テキストウィジェットを追加して、テキストの方にAdSenseコードを挿入し保存します。
記事途中の見出しの上&記事下
記事途中の入れ方と、記事下の自動挿入は、プラグインのWP QUADSを使用します。
SNS下(関連コンテンツユニット)
ウィジェットエリア投稿SNSボタン下に、テキストウィジェットを追加して、テキストの方にAdSenseコードを挿入し保存します。
simplicity2の関連記事を非表示にする
外観のカスタマイズから
レイアウト(投稿・固定ページ)の
関連記事の表示のチェックを外せば、非表示にできます。
JINでの貼り方
初めの見出し上
広告管理の
最初の見出し2の上に表示される広告の、PC/スマホ両方にAdSenseコードを挿入します。
記事途中の見出しの上&記事下
記事途中の貼り方と記事下の自動挿入は、プラグインのWP QUADSを使用します。
SNS下(関連コンテンツユニット)
広告管理の
関連コンテンツユニットに、AdSenseコードを挿入します。
JINの関連記事を非表示にする
外観のカスタマイズから
記事のデザイン設定を選択し
一番下にある記事下の関連記事を非表示にするに、チェックを入れれば非表示にできます。
まとめ
AdSenseの広告は、種類・サイズ・配置によってクリック率や収益が大きく変化します。
僕がオススメしている種類・サイズ・配置であれば、大きく収益が減るということはないと思いますし、むしろアップする可能性もあります。
ただ、自動広告にしろ、手動で設置するにしろ、ブログの状況によっては同じ結果が得られないこともありますので、常に広告のデータを意識して改善する意識を持っておきましょう!