今回は、AdSense審査に何度も何度も審査に落ちている方や、これから審査に挑む初心者の方向けに、一発合格するためのブログ作成方法をご紹介します!
審査基準が厳しくなってからのアドセンス審査に通らない方は、今回の記事内容を意識してもらって、一発合格を目指しチャレンジしてみてください!
好きな場所にジャンプできるよ!
Google AdSenseとは?
AdSense(アドセンス)は、Googleが運営しているクリック型の広告を配信しているアフィリエイトプログラムです。
クリック型とは何ぞや?という疑問から解説すると、その名の通りクリックされたら報酬がもらえるというアフィリエイト。
報酬は表示される広告によってまちまちですが、平均で数十円ほどです。
少ないと思われるかもしれませんが、クリックされるだけで報酬が発生し、初心者でもかなり取り組みやすいもので、アクセスの増加とともに自然にクリック数も上がります。
結果的に、報酬も上がっていくというシンプルな結果が目に見えるので、モチベーションも維持しやすいです。
成果報酬型のように、アクセスはあってもモノやサービスを買ったり利用しないと、その対価として報酬がもらえないことはありません。
Google AdSenseには審査がある!
この審査にクリア出来れば、晴れてAdSenseアカウントを取得出来て、広告を貼れるようになります。
一度AdSenseアカウントを取得すれば、余程のことがない限りは停止等のペナルティにはならないので、取得をしておきたいところですが・・・
何も知らない初心者が軽はずみな勢いで「AdSenseの審査なんて、速攻でクリアしてみせるぜ!」なんて言っても、まず無理だと思います。
というのも、審査に関して知っておくべきポイントがあり、それらを知らずに審査を通すのはほぼ受からないという現実があります。
そこには、Googleという企業がGoogleのサービスを使用するユーザーに対して、どのようなポリシー(強い方針)を持っているのか?から知る必要があります。
そのポリシーを知った上で、どのように審査をクリアすればいいのかを、解説していきます。
このポリシーさえ常に意識しておけば、AdSenseだけではなくアクセスアップにもつながるので、審査概要の前に是非知っておいて下さい。
Google AdSenseのポリシーとは?
GoogleはAdSenseを利用する広告主・掲載主・それを見るユーザーにとって、最適で快適かつ安全な環境を提供していくというポリシーがあります。
そのポリシーに沿わないブログなどのメディアに対しては、AdSenseの使用を禁止しています。
禁止されているのに、強引に広告を貼ると広告の配信がストップしたり、最悪アカウント停止のペナルティを受けることになります。
Googleのポリシーやガイドライン、さらに禁止コンテンツをしっかりと理解し、守ることで報酬を最大化させることが出来ます。
なので、まずはこれらのポリシーやガイドライン、禁止コンテンツをよく読んでおいて下さい。
【最新版】Google AdSense審査基準ポイント
さて、ポリシーなどGoogleについて理解を深めたところで、AdSenseの審査基準ポイントについて解説します。
- 無料ブログでの申請が不可となり、独自ドメインを取得する必要がある
- タイトルは書く内容のキーワードを使って自然に
- オリジナリティがあってユーザーが求めている内容を書く(自分の感想やアドバイスも書く)
- 文字数は1000~2000文字程度あればOK
- 記事数は数記事でもOK(3記事合格もいる)
- 記事更新頻度は毎日じゃなくてもOK
- 画像や動画も使用してもOK
- 外部リンクを貼ってもOK
- プライバシーポリシーの設置などブログを最適化させる
- アフィリエイトリンクは貼らない
それぞれ、詳細に解説していきます。
無料ブログでの申請が不可となり、独自ドメインを取得する必要がある
2016年以前では、無料ブログでの申請が可能でしたが、現在では無料ブログは申請不可になっています。
ですから、独自ドメインを取得して申請する他ありませんが、その独自ドメインでそのまま申請してブログアフィリエイトを行えるので、ある意味手間が省けた感じです。
これまでは、無料ブログでの審査用ブログを構築し、その後独自ドメインを取得していましたから。
独自ドメインを取得するということは、レンタルサーバーも一緒に借りる必要がありますので、まだ借りていない人は下記の記事を参考に借りてみましょう!
AdSenseの審査が無料ブログで通っていたものが、2016年からは独自...
タイトルは書く内容のキーワードを使って自然に
これまでは、よりガッチガチのキーワード選定をすることが推奨されてきましたが、現在はキーワードは含みつつも、自然なタイトル(文章としておかしくない)を付けていきましょう。
まずは、実際に皆が検索しているキーワードを探してみて下さい。
一番手っ取り早いのは、yahooの虫眼鏡ワードと呼ばれている、関連ワードを見てみることです。
トップページの検索窓にキーワードを入れると出てきます。
キーワード単体で検索した時にも、候補は検索画面の上と下に出てきます。
検索画面上
検索画面下
なので、自分が書こうとしている内容に沿ったキーワードは、どのようなことが検索されているのかを知った上で、タイトルにキーワードを入れることをオススメします。
例えば「WordPress 初心者 使い方」というキーワードを使うのなら
のような感じですね!
オリジナリティがあってユーザーが求めている内容を書く
僕が審査基準前の2016年以前に申請した、Seesaaブログはこんな感じでした・・・
むしろ、自分で適当に考えたストーリーをひたすら書きなぐって、文字数稼いでタイトルも適当だったとしても良かったのです。
ですが現在は、よりユーザーに役立つ記事が有効です。
役立つ記事で一番書きやすいのは
- 自分が体験したおすすめのサービスやモノのレビューやランキング
- 自分が使ったサービスやモノの使い方解説(ハウツー記事)
- 自分が苦労した経験から知った解決法
などです。
こんな仕事をしていた、こんな物を使っていた、こんなところに旅行した、こんな美味しいお店を見つけたなど。
その経験をしたからこそ分かる、おすすめポイントや気をつけるポイントなどを、しっかり書き込めばユーザビリティが増して、オリジナリティも出ます。
文字数は1000~2000文字程度でOK
これまでは文字数も重要だと意識されてきましたが、1000~2000文字程度でも合格する人が続出しているので、文字数は極端に短すぎなければあまり重要視されていません。
ただし、記事数が少ないほど平均文字数が多いほうが、合格しやすいみたいです。
1記事あたりの情報量が多いのは、ユーザーにとってもプラスになるからという理由だと思います。
記事数は数記事でもOK
これまでは、記事数は20~30記事以上というように言われていましたが、たった数記事でも合格している人もいます。
僕自身は10記事ほどで、審査基準が厳しくなってから合格した経験があります。
Googleは明確な基準を公開していないので、確実なことは言えませんが、やはりユーザーにとって有益な記事であれば数記事でも合格できます。
ちなみに、合格ラインを調べていく内に、3記事でも合格したという人がいて、なぜこの記事数で合格できたのか検証してみました。
文字数が平均で1200文字ほど(1000文字以下もあり)
記事内容は自分が使っているサイトのオススメランキングと、使っているモノのハウツー記事
画像はフリー画像と自信のオリジナルを使用
簡単なプライバシーポリシーを記載
お問い合わせも設置
タイトルはキーワードを入れて読んでも自然な感じになっている
サイドバーにはプロフィールや人気記事ランキング、カテゴリーなどユーザーが見やすいようなウィジェットが配置されている
記事更新頻度はじゃなくてもOK
以前は毎日更新を推奨していましたが、現在では毎日更新しなくても合格できます。
記事数も数記事程度で合格できるので、より早く合格したい場合は、更新頻度を高めたほうが必然的に合格までの期間が短くなりますね。
画像や動画も使用してもOK
以前の審査では画像や動画はご法度とされていました。
僕は画像などを貼った状態で審査した経験がなく、すでに出回っていた「画像や動画を使用しないほうがいい」という情報の元で、審査に出していました。
画像や動画のリスクとしては、著作権が絡んでいると法的にアウトになるので、その辺りを審査対象としてはNGにしていたのかも。
しかし、公式で一般に配布されていたり、著作権フリーのものもあるので、こうした画像や動画を使っていた人が審査に落ちたからと言って、画像や動画が悪いとは言い切れません。
他の審査ポイントで落ちたかもしれないですし。
とにかく、以前は画像や動画はご法度とされていましたが、最近の審査では画像も動画も使用しても、審査に合格した人が続出しましたので、有効なポイントなのでしょう。
よりユーザーにとって有益なコンテンツを作ることが重要です。
その中で文字だけではイメージしにくい情景を、画像や動画も与えてくれるので、場合によってはユーザーに対して有益になります。
それらを加味した審査基準の変化なのでしょう。
ただし、著作権違反リスクのある画像や動画(公式で一般的に配布されていたり、著作権フリーのもの以外)は、絶対に使用しないようにしましょう。
特にYouTube動画には、著作権違反(公式以外のTV番組など)のものが、今だにたくさんあるので気をつけてください。
著作権が絡んでいなければ、自分で撮影したオリジナルの画像や動画の方が100倍いいです。
外部リンクを貼ってもOK
オススメのサイトの紹介などで、外部リンクを貼ることがありますが、貼ってもらっても合格できます。
以前は、貼っても良いのかどうか正直分かりづらい部分ではありましたが、貼っていても合格している人が普通にいるので、問題ないのでしょう。
推測になりますが、その記事からユーザーがすんなり紹介ページにアクセスできるようなユーザービリティが評価されている可能性があります。
プライバシーポリシーの設置などブログの最適化
プライバシーポリシーとは、個人情報を取り扱ったり、アフィリエイトを利用する際には必要な記載となります。
個人ブログで特に個人情報を収集していないと思っていても、問い合わせやコメント欄から収集出来るメールアドレスなんかも個人情報です。
プライバシーポリシーは、ブログのグルーバルメニューかフッターにでも記載しておけば問題ありません。
プライバシーポリシーの具体的なテンプレは下記の記事を参考にしてください。
今回はブログに必須な、プライバシーポリシーについて解説します。 アドセン...
アフィリエイトリンクは貼らない
AdSense審査時には、基本的に記事内やサイドバーなどに、A8や楽天やAmazonなどの他のアフィリエイトリンクは貼らないようにしましょう。
この件に関しては、貼っても良いという人と、貼ってはいけないという人がいますが、曖昧なので貼ってないほうが審査時には不安要素が一つ減ると思ったので、僕は貼ることはオススメしません。
貼ってはいけないという理由に関しては、AdSense広告のクリック率が下がるということを書かれている方がいましたが、この辺は確認のしようがないのでなんとも言えないですね・・・
要するに・・・
Googleが2016年以降、いかにGoogleを利用するユーザーにとって快適で、有益なサービスを提供することを重視しているかが分かります。
そのお陰で、全てのユーザーが恩恵を受けています。
こうした、誰もがハッピーになる事をポリシーとしているのがGoogleです。
これらを意識してコンテンツを作っていけば、何も知らない人よりは早く審査通過出来ます。
Googleって本当にブラックボックスで、なかなか明確なポイントを教えてくれません。
その上、審査基準が厳しくなったのですから、厄介ですよね。
でも、これってポジティブに考えるとブログアフィリエイトをする上で、良い訓練になります。
今はGoogleの進化とともに、適当なタイトルや記事を書いてもアクセスは来ませんし、よりユーザーが見てくれるように工夫してブログを作っていくことは必須です。
そして合格すれば審査用ブログをそのまま運営していけばいいので、事前にアクセスアップのための訓練というかGoogleからの研修を受けているような感じで捉えてもらえればいいです。
その為に僕からは自分の経験とか人から聞いた話とか、ポイントはある程度分かっているので、審査に一発合格するためのブログを作成していきましょう!
AdSense審査ブログ作成方法と審査通過までの5STEP
いよいよ、審査に通すためのブログ作り開始です!
まだ、下記の記事を読んでいない人は、審査用ブログを作成する前に読んでおくべき記事なので、読み散らかしておいて下さい。
AdSense用審査ブログなのですが、まずはレンタルサーバーを借りて、ドメインを取得し、WordPressをインストールしておいてください。
AdSenseの審査が無料ブログで通っていたものが、2016年からは独自... エックスサーバーを契約し、ドメインまで取得したらあとはWordPressをサー...
すでにこちらの作業が済んでいる人は、早速下記の5STEPに入りましょう!
手順は以下の通り。
STEP1 テンプレート変更
STEP2 サイドウェジェット設置
STEP3 グローバルメニューに「お問い合わせ」「プライバシポリシー」設置
STEP4 記事作成(最重要)
STEP5 アドセンス審査に向けての最終確認
STEP1 テーマ変更
WordPressのインストール後は、デフォルトのテーマがインストールされています。
そのうちの1つがテーマに設定されていますが、アドセンス審査する際には、初期のものよりは別のテーマに変えたほうが、しっかり運営している感は増します。
どのみち、今後変えることになるので、今のうちに変えておきましょう。
有料のものもいろいろありますが、まずは無料でも構いません。
おすすめは以下の無料テーマです。
有料テーマでおすすめは以下のテーマです。
とにかくデザインや居心地の良さを追求したテーマで、読んでいるユーザーはもちろん、書いているこちらも楽しくなるような、工夫がてんこ盛りです。
STEP2 サイドウェジェット設置
一般的なブログにもよくありますが、左右どちらか、もしくは左右にプロフィールだったり、人気記事・新着記事などが配置されています。
サイドに配置することによって、記事を読んでくれているユーザーに対して、他の記事も読んでもらうため、自分のことを知ってもらうためなど、ユーザーの滞在率や回遊率をアップさせる効果があります。
審査用のブログでも、今後のことを考えても実践したほうがいいので、サイドウィジェットは必須です。
サイドウィジェットには、プロフィール・最新記事・人気記事などを配置しておきましょう!
STEP3 グローバルメニューに「お問い合わせ」「プライバシーポリシー」設置
グローバルメニューとは、青枠で囲ってあるブログのヘッダーにあるメニュー一覧のことです。
グローバルメニューには最低でも「ホーム」「お問い合わせ」「プライバシーポリシー」を設置しておきましょう。
その他、主要カテゴリーも追加しておくといいですね。
「お問合わせ」の位置は得に決まっていません。
ふくろぐでは、メインコンテンツの邪魔にならない程度に一番左に配置しています。
このお問合わせは、プラグインの「Contact Form 7」で設置出来ます。
同じように固定ページでプライバシーポリシーも作成し、グローバルメニューに追加しておきましょう!
プライバシーポリシーのテンプレは、下記の記事を参考にして下さい。
今回はブログに必須な、プライバシーポリシーについて解説します。 アドセン...
STEP4 記事作成
ブログの形が出来てきたら、次は肝心なコンテンツである記事作成についてです。
審査用記事に関しては、審査ポイントを意識して、以下の流れに沿って記事を書けばOKです。
- 自分の経験や知識から書きやすい1つのテーマを決める
- そのテーマについてヤフーなどでメインのキーワードとその関連キーワードを探す
- キーワードを選定してタイトルを作成する
- そのタイトルに沿って記事を書いていく
- 自分の感想やアドバイスなどを含めながら書く
STEP5 アドセンス審査に向けての最終確認
ここでは、アドセンス審査に向けての最終確認事項を記載しておきます。
何度も言いますが、アドセンス審査は明確な基準がないので、これをやれば確実に合格というラインは分かりません。
ただ、一発合格を目指すために、最後に下記のポイントを再度確認してもらって、OKなら一度審査に出してみましょう。
- ブログのグローバルメニュー(特にお問い合わせ・プライバシーポリシー)や、サイドウィジェットは設置されているか?
- 記事タイトルはキーワードを意識しつつ、自然な文脈になっているか?
- 記事内容はポリシーや禁止コンテンツ、さらにユーザーにとって有益で読みやすい記事を意識して書かれているか?
- 文字数は1000~2000文字程度書かれているか?
- 記事数は最低3記事以上書いているか?
- 他のアフィリエイトリンク等を貼っていないか?
- 画像や動画の著作権は大丈夫か?
まとめ
これで、長かったアドセンスの取得~合格後の対応までが全て終了しました!
書いてある内容をしっかり実践してもらえれば、アドセンス審査の一発合格はできるはずです。
それでは、お疲れ様でした!